SSブログ

自民党の大西英男衆院議員、巫女さんに暴言 [政治]

自民党の大西英男衆院議員が

所属する細田派の会合で

「巫女さんのくせになんだと思った」と

発言してしまった。

議員に対する国民の感情について考えた。



発言の背景


所属する細田派の会合で、

衆院北海道5区補選の応援で

現地入りした際、

神社の巫女(みこ)から

「自民はあまり好きじゃない」と

言われた出来事を紹介。

「巫女さんのくせになんだと思った」と発言した。

神社は、神道政治連盟に

所属しており、近い関係にある

すなわち、味方だと思っていた

巫女から、「嫌い」と言われ、

違和感を覚えたようだ。


国民の感情

国民は議員という職に就く人に対して、

どのような感情を持っているのだろうか。

議員の人柄に対する国民の期待は、

非常に厳しい。

誠実で、平和的で、

国民の貧しさを理解し、

自らも倹しく暮らし、

ただひたすらに、

国民のために政策を考える。

そんな人であってほしいと、

思っているのではないだろうか。

また、少なからず、

議員の高い報酬に対して、

ねたみのような感情を持っている。

狡賢く、不当に大金を

税金からもらっていると、

思ってもいるようにも感じられる。


議員の実際



議員の実際は、高報酬を得ているにもかかわらず

そんなに豊かでもない。

政党に支払う費用、

選挙のたびに多額の活動資金が必要になる。

また、精神的にも、当選しなければ

議員として活動できないと、

相当なプレッシャーを抱えて

日々を暮している。

ここで、支持団体の一員と

思っていた人から、

所属する政党が嫌いと言われたら、

多少の困惑は避けられない。


されど議員なのだ

されど、議員なのだ。

より良い政策を考える立場であったら、

より良い政策を考えられるんですよと、

アピールできなければならない。

普通の人格の人が、

自分の命運を左右する政策を

考えられるとは思えないのが人情だ。

心の底から、

誠実で、平和的で、

国民の貧しさを理解し、

自らも倹しく暮らし・・・

などということは必要ないが、

せめて夢を見させてほしい、

それが我々心弱い、

国民というものだ。

そうであるからこそ、

「○○のくせに、なんだ!」

などと言われると、

こちらはこちらで、

「議員のくせに、なんだ!」

となってしまうのだ。


まとめ


確かにすべての人は人間だ。

非常に美しい側面を心に持つ一方、

弱く、狡猾で、怠惰な面も、

併せ持つ。

しかしながら、

人というものは、

自分の命運を握る人々に対しては、

清く、正しく、美しくあってほしいと、

願い続けてしまうのだ。

今回の発言では、この期待が裏切られ、

「議員のくせに、なんだ!」と

なってしまったのだ。

もちろん、議員になるのも、

職業選択の自由である。

厳しい目を向けられる覚悟をもって、

職についてほしいものだ。

皆さんはどう思われますか?

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。