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広島トンネル事故を消費者として考える [誰かのためにできること]

広島のトンネル事故は結局、

トラック運転手皆見成導、が過労で居眠りしていたため

発生したといわれています。

トラック運転手は、逮捕され、送検されています。


【トラック運転手が務めていた会社】

「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)です。

国土交通省は特別監査いました。

家宅捜査も行われ、運行記録などが押収されました。

おそらく、ゴーイチマルエキスラインは、

従業員に過酷な労働を強いたとして、

簡単に処罰されてしまうでしょう。

しかし、ゴーイチマルエキスラインだけが

悪いのでしょうか。

【運輸業界を取り巻く闇】

運輸業界を取り巻く闇は深いと思われます。

過剰なコストダウン要求のため、

どうしても過酷な労働を従業員に

課さなくてはならなかった

厳しい経営環境が見えてきます。

では、過剰なコストダウンを要求するのは

誰でしょうか?

最終的には、荷主、

ここでは引っ越しの依頼者です。

引っ越しの依頼者は、

すなわち私たちなのです。


【私たちが悪いのか?】

「少しでもで節約したい」という気持ち

は誰しも持っています。

確かに、市場要求にこたえることは、

企業の努力かもしれません。

しかしながら、これをやり続けてしまうと、

過当な安売りを容易に招きます。

過当な安売り合戦の末、今回のような、

過酷な労働を産み、結果として

大事故を招いてしまったとは考えられないでしょうか。


【何が言いたいのか?】

「お金は天下のまわりもの」とよく言います。

いいものを少しだけ、最安価格帯から

ちょっと高いものを買いませんか?

と、言いたいのです。

これは、いいものをしっかり選ぶ手間もかかり、

費用も嵩み、あまりいいことがないように

感じるかもしれません。

しかし、過当競争を防ぎ、

首が回らなくなる企業の発生を

少しだけ緩和できる、

企業家じゃなくてもできる、

社会貢献ではないかと思います。

ちょっとずつの余裕が生まれ、

私たちが過当労働を

強いられるリスクを緩めることが

できるかもしれません。


【結局?】

昔の人が言っていたように、

本当にいいものを買うということではないでしょうか。

引っ越しにしても、ちょっといいサービスを

ちょっとだけ高い料金で買う。

他の製品でも、ちょっとだけいいものを、

ちょっとだけ高く買う。

そういうことです。

きっと、買ったものも大事にしますし、

一生懸命選んだものなら、

買った後も満足ではないでしょうか。

好景気の頃はやったあの言葉、

「ワンランク上」。

こんな世の中だからこそ、

価値ある言葉に思えますが、

皆さんはどう思われますか?


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