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自動ブレーキ 誤作動~大型トラック 阪神高速5号湾岸線 [テクノロジー]

自動ブレーキ 誤作動~大型トラック 阪神高速5号湾岸線

自動ブレーキは、事故率を下げる技術として

近年実用化されている技術だ。

しかし、ここ数日阪神高速5号湾岸線の

決まった場所でブレーキがかかると

話題になっている。

なぜ誤作動?



誤作動が発生する理由はまだ公式には

発表されていない。

しかしながら、考察することはできる。

自動ブレーキのトリガーは、

前方車両との距離を測る超音波センサーや、

ミリ波レーダーが距離が小さいとして

判断した場合、トリガーとする場合が多い。

一部の研究用車両では、画像認識が

使用されることがあるが、

画像認識自体は大規模な処理を伴うため、

販売されている車両にまだ搭載されていない。

今回のトラックでは、ミリ波レーダーを

搭載しているようだ。

ミリ波レーダーが距離を誤検知するため、

誤作動が起きるというものだ。

このレーダーだが、速度取締器で

使用されているものと原理は同じだ。

今回の場合、決まった場所で起きているため、

ミリ波(電磁波)の何らかの干渉を

起こす構造が道路周辺に存在すると考えられる。


技術的な回避方法



メーカーはこの特定の区間で、

自動ブレーキ機能を解除するよう求めている。

しかしながら、解除してしまうと、

再び機能を有効化ことを忘れてしまうなど、

少々リスクがある。

また、原因の特定を急いでいるということだが、

先ほど述べたように、

今回の誤作動原因が、

ミリ波の干渉によるものであるならば、

異なる周波数のミリ波レーダーを

もう一基搭載し、二基のレーダーの

判定結果を合わせて、

どちらのレーダーも距離が短いと判断した時に

ブレーキを作動させることで、

誤作動を減らすことが可能だ。

この方法は、公になっていないが、

速度取締器でも一時期検討された方法だ。


まとめ



自動ブレーキは事故率を低下させる

切り札とも言われる技術だ。

特に昨今、高齢者ドライバーが増え、

さらに高齢者ドライバーが増えることが

予想されているため、

今後さらに重要な技術となる。

複数のセンサーを使用して、

より安全なものを目指すなど、

さまざまな取り組み方はあるが、

未だ、決定的なものはない。

社会の要求や変化に伴い、

自動ブレーキを含めた、

運転の自動化に対する期待は大きく膨らむ。

今後の自動車産業の行方を左右する、

技術となっている。

ぜひ我が国も、この技術開発を

積極的に行い世界をリードしてほしいものだ。

皆さんはどう思われますか?


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